茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~2008年梅山春茶奮闘記 その3~

~2008年梅山春茶奮闘記 その3~

前回、梅山高山茶の素晴らしい活躍を目撃した茶ガラシです。

今回はその翌日のお話です。

その日は、2008年4月28日(月)でした。

 

今回の実験のコンセプトは、

「茶器をまったく温めずに2008年春 梅山高山茶を淹れた場合どうなるか?」

を検証していこうかと思います。

 

通常、お客様にお茶の淹れ方をお勧めする時ほぼ必ず、

「茶器を充分に温めて下さい。」と申し上げています。

その方が、「茶水の抽出時に温度をコントロールしやすい」という利点があります。

ところが、お客様がご自宅でお茶を淹れる時、充分に茶器を温めることはなかなか難しいことです。

そこで今回、「お客様がご自宅で忙しくお茶を淹れる時、美味しく淹れる事が出来る方法」として、

あえて「茶器を温めず」抽出時間も「2分」、お湯も「沸騰した熱湯」と、

分かりやすくして実験を行うこととしました。

(※ これはあくまで、茶通の「2008年春 梅山高山茶」に該当する「美味しいお茶の淹れ方」です。)

 

<用意するもの>

1) 茶器(茶壷(急須です。150CC程度入るものを使用しています。)、

   茶海(コップ等で代用可。)、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉3g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

 

次に手順をご説明します。

<手順>

1) 茶壷に茶葉を入れます。

2) 熱湯(沸かしたてのお湯)を注ぎます。

3) 2分間待ちます。

4) 2分間経過しましたら、茶水を茶海に移します。

5) 茶海から飲杯へ茶水を分けます。

6) お飲み頂き、感想をどうぞ。。。

 

以下、お茶を淹れていた時の状況です。

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始めに、「TAS1 梅山高山烏龍茶(樟樹湖)」のテイスティングを開始。

TAS1_chaba.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?。。。香りが良い。。。

茶壷の蓋裏の香りを確認するとクチナシの花の香りもある様子。

梅山高山烏龍茶独特の梅の酸味の薫りもある。。。

(梅山は梅の名産地としても有名で、茶畑の近くでも梅が取れるという土地柄。

その為、お茶の茶水の中に濃厚な「梅の香り」があるのも特徴の一つです。)

TAS1_youtei.jpg
TAS1_chasui.jpg
 

 

 

 

 

 

「。。。美味しい。茶器を温めなくても、香りは少し弱くなるけど、美味しくのめるんだ。。。」

今年の春茶の茶葉の力にまたもや驚かされました。 

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 次に、少々茶葉が煮えやすい「SMG1 梅山高山毛茶」を少し温度を下げて、

90度の熱湯で淹れてみました。

SMG1茶葉.jpg

 

 

 

 

 

 

香りが淡く立つけれど。。。クチナシの香りもある。

SMG1葉底.jpg

 

 

 

 

 

 

葉底の香りも確認。。。

「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の香りもある。。。

SMG1茶水.jpg

 

 

 

 

 

 

なにか異界へ誘われる様な幻想的な香りで、思わずため息が出てしまいました。。。

(仕事中は注意が必要です!旅をしているような気分になります。。。) 

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次は、既にお馴染みの梅山「LFDS1 梅山高山烏龍茶(瑞峰_大窯茶園)」を淹れてみました。

草原に現れたお花畑(パンジー系?)を思わせるシャープでありながら幻想的な香り。。。

突き上げる吟醸香の後にパッとクチナシの花の香りが現れるます。。。

イメージとしては神社の舞台で明るい朝靄の中、凛として舞う巫女の姿が思い浮かびます。。。

味はまろやかで、上品なお酒のように味と香りに、思わず酔ってしまいます。。。

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今年の春の梅山高山茶は、なにか、、、「神々のいたずら」というプレゼントを受け取ったような気分です。

うっとりとする薫り。。。。幸せとはこういうことを言うのでしょうね。

今回の実験の結果として、「2008年春 梅山高山烏龍茶」は、茶器を温めないような、

ご家庭で気軽に出来るお茶の淹れ方でも、美味しく飲める事が確認出来ました。

 

皆様も是非、ご自宅で「2008年春 梅山高山烏龍茶」を味わって、

素晴らしい香気を感じてみませんか?

sonota.jpg

 

追伸、

今回の実験結果をPDF文書にまとめました。

参考にご覧になられたい方は

20080428_tasting_diary.pdf
をクリックして下さい。

 

「日々之実験中」の「清品茶房 茶通」広尾店 店舗より、

茶ガラすぃ

 投稿者

茶ガラシ
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