マメヒコとマグ茶 ~マグ茶の選択肢、マメヒコ渋谷店1周年記念日によせて~

こんにちは、茶ガラシです。

本日はマメヒコ渋谷店開店1周年記念日です。

マメヒコさんおめでとうございます!!! 

これからも、共に頑張って「お客様に喜んで頂ける場所」を提供して行きましょう。

 

さて本日、お客様から嬉しい声を頂きました。

それは、茶通の常連様からのお言葉でした。

そのお客様は今日も(本日を含めて連続4日間)もマメヒコのマグ茶改善の為にマメヒコ渋谷店に通って、

東方美人茶を飲んできたとの事でした。

「マメヒコのマグ茶を良くしたい。」というやさしいまごころから生まれた試みのようで、

涙が出そうなほど嬉しいです。。。

 

本日は、昨日から通常の半分の量の茶葉で淹れて頂けるようにマメヒコさんのスタッフに依頼していたとの事。

 

それを飲んでみると、結構美味しい味わいになっていたとの事でした。

その日は10煎目まで淹れて楽しんだとの事でした。

マメヒコさんが名誉を挽回した瞬間でした。

 

さて、茶通でもマメヒコさんからマグ茶用のマグカップをお借りして状況を分析してみることにしました。 

まず、東方美人の特性をご説明します。

 (東方美人の特性)・・・

東方美人は夏に取れるお茶です。夏の暑いさなかに収穫される東方美人は茶葉に渋みの成分が多く、どうしても渋くなりがちです。その為、茶舗や茶藝館等では通常、お湯の温度を下げて時間を長めにして抽出します。

高温で抽出するとタンニンが出やすく、渋くなりやすい為です。

(しかし、香りを出す為には、ある程度の温度が必要な為、理想的な抽出温度は90度から80度位と言われています。

東方美人の品評会受賞茶葉の理想的な抽出方法(茶缶に記載があります)には、150ccの茶器に4gの茶葉で90度から80度のお湯で2分間抽出とあります。)

 

さて、マグ茶の東方美人が「飲みづらい」程の状態で出てくるのには理由がありました。

以下、その理由です。

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① 茶葉の量が多い。

(これは、東方美人をマグカップで淹れるには多目の分量だと思われます。)

 

② 熱湯で淹れる為、お茶と茶器がかなり熱い状態で出てきます。その為、理想的な濃度になっている時には、

熱くて飲めません。冷めるまで待っていると、どんどん濃度が濃くなり、渋みも出てきます。飲める熱さになった頃には、

紅茶のような濃さになっています。(東方美人は紅茶に似ていますが、決して紅茶ではありません。烏龍茶の属する「青茶」の部類です。「白毫烏龍茶」や「香檳烏龍茶」という別名もあります。)

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マメヒコのオペレーションは以下のようだそうです。

お湯温度 : 95度の湯を使用

茶器温度 : 人肌程度に温めて提供

茶器    : マグカップ、コースターを蓋に使用(温度と香りを逃がさないようにする為と、香りを楽しむ為?)、金属製のティースプーン(茶葉を飲まないようによける為?) 

抽出時間 : 基本的に湯を注いでからすぐにお客様の手元に持って行く。お客様の手元で1分程お待ち頂いてから飲んで頂くように依頼。

茶葉の量 : 秘密 

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次に、お客様にお茶が届いた時の状況です。(お客様のご意見を元にしています)

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① 届いた時、熱くて飲めず、1分後、もちろん飲めない。

② 飲める温度になる頃には、濃すぎて飲みたくない。

③ 慣れていない方は付属しているティースプーンで茶葉をマグの底の方に押し付ける。(これにより、抽出はさらに進みます。)

④ なかには、1時間程ほとんど飲まずにいて、それから飲む方もいる。

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そこで、茶通でもマメヒコさんとほぼ同じ条件でどういう状態になるか実験してみました。

 

(時間と湯温度の関係)

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3分後・・・湯温度84度→熱くて飲めない温度

5分後・・・湯温度77度→熱い温度

8分後・・・湯温度72度→唇が熱いけど少し飲める温度

10分後・・湯温度67度→少し飲める温度

12分後・・湯温度63度→飲める温度

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マグカップは素材の厚さが分厚い(2mm程あります)ボーンチャイナで作成されている為、

非常に冷めにくい構造になっています。そして、小さな中国茶用の飲杯で飲むときと違い、

かなり熱く感じるのです。

その為、飲める温度も自然と低くなります。

12分過ぎの63度程度から「だいたい飲める温度」となり、その頃には以下の写真の様な茶水の濃度になります。

 

(現行の茶葉量で12分抽出した茶水)

2g_12分.jpg

 

 

 

 

 

 

次に、今度は茶葉の量を半分に減らしてみますと以下の様な濃度になります。これも12分過ぎの63度程度のものです。

 

(半分の茶葉量で12分抽出した茶水)

1g_12分.jpg

 

 

 

 

 

 

半分の茶葉量で淹れたものは、香りも出ており、飲みやすい濃度と言えます。

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さて、ここまでご紹介した実験の他に、「湯温度を85度にする」、「茶器を温めず蓋もしない」という方法も、

実際には行ってみましたが、「オペレーションをいっぺんに変更することは危険」ということで、まだ提案はしないこととしました。

 

茶通側としては、

「茶葉を現行の量と半分の量で2通り選択肢を用意する事」

を提案することにしました。

これによって、従来の淹れ方が好きだったお客様にも、新しい淹れ方をご希望のお客様にも、

共にご満足頂けると考えられます。

まぁ、受け入れて頂けるかはマメヒコさん次第ですが。。。

 

茶通ではこれからも、マグカップでのお茶の淹れ方を研究していきたいと考えています。

 

P.S.

本日はちょうどマメヒコ渋谷店1周年記念日の為、

これからお祝いに伺おうかと考えています。

 

「最近マグ茶にハマリ気味」の茶通広尾店より、

茶ガラシぃ

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茶ガラシ
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