茶ガラシのお茶淹れ実験室 ~茶器を温める~

こんにちは、茶ガラシです。

今日は、久々に実験をしてみようと思います。

実験の助手を務めまするは「茶ガラシ人形」。

今日は、実験着を着ています。。。

茶ガラシ実験室人形.jpg

 

 

 

まず、条件を決めます。

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室温:23度

使用する水:東京都水道水

水の硬度:53

茶葉:「2008年春 PS3 文山包種茶

抽出時間:1分間抽出

湯温度:沸かしたての湯(だいたい98度程になっています)

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<用意するもの>

1) 品評鑑(150CCほど入るもの)、蓋碗(めいいっぱい入れると、180CCほど)

   茶海、飲杯(湯飲みです。))

2) 茶葉3g

3) 熱湯(沸かしたてのもの)

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次に手順をご説明します。

<手順>

1) 沸騰した熱湯を茶器(品評鑑もしくは蓋碗、茶海、レンゲ、飲杯)に注ぎ、温めます。

  (ただし、「実験1」では、故意に温めを行いませんでした。)

2) 茶壷の熱湯を空け、茶葉を茶壷に入れ、沸騰した熱湯を注ぎます。

3) 茶壷の蓋を置いてから、1分をカウントし始めます。

4) 1分のカウントの後、即座に茶海に抽出した茶水を注ぎ入れます。

5) 茶水が冷めないうちに、レンゲの裏表で香りを確認します。

6) 冷めないうちに茶水の味と香を確認します。

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今回は、4つの実験を行いました。

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(実験1)

 まず、品評鑑を使用して、「茶器を温めず」抽出を行いました。

熱湯を注ぐ時は沸騰した直後のお湯なのですが、抽出時の温度を測ってみますと85度でした。

香りを確認・・・なんか良くわからない香り。花?なのかな?

味を確認・・・生臭くは無いが、海苔のような味と香り。

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(実験2)

 次に、品評鑑を使用して茶器を温めて抽出を行いました。

熱湯を注ぐ時は沸騰した直後のお湯なのですが、抽出時の温度を測ってみますと90度でした。

香りを確認・・・最初にふわっと蘭の花の香りがします。その後、ユリの香りに移行。その後爽やかな吟醸香。

味を確認・・・広がりのあるやわらかさと甘味。

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(実験3)

次に、品評鑑を使用して茶器を温めて抽出を行いました。

ただし、この段階で、実験時の「温度測定」を行うことによって、温度が低下してしまう事に気付き、温度測定をやめました。

その為、「実験2」までよりも、確実に高温を保てるようになりました。

香りを確認・・・蘭の花の香りが長く続く。口の中に蘭の香りが広がる。

味を確認・・・味わいは、アロエの果肉のような甘い味わい。

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(実験4)

最後に、さらに高温で抽出しようと考え、蓋碗を使用し茶器を温め、温度測定をせずに抽出を行いました。

その為、さらに高温が保たれるようになり、レンゲで香りを確認する時にレンゲの熱気を強く感じます。

香りを確認・・・蘭華香が強く長く続く。

味を確認・・・ 味がまろやかで爽やかに続く。酸味のあるメロンのような味わい。

「実験1~3」までとは別物の香りと味わい。同じお茶とは思えない。

3煎目でも「実験1~3」の時よりも蘭の香りが強く薫ります。

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熱湯でPS3.jpg

 

 

 

茶葉の開き具合も違いすぎます。まるで階段を上っているように実験を進めていくごとにふっくらと開くようになります。そして、茶底(茶殻)の香りも、「実験1」だとくぐもったような香りなのに対し、実験が進むごとに、爽やかな芳香に変化していきます。

 

私も、実験の結果は予想はしていましたが、ここまで凄いことになるとは。。。。。

 

いつも、茶器を温めていて良かった。。。

 

茶通広尾店より、

茶ガラシぃ

 

 

 

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茶ガラシ
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